2017年06月21日

小雨が降る中でもチョウは飛ぶ

 イシガケチョウの調査で確認できた幼虫がただの1個体だけという結果に意気消沈のまま自転車のペダルを踏む筆者を、天気予報通りに降り始めた雨が襲う。雨脚は次第に強くなり、水田近くの倉庫の軒下で雨宿りをしてしのぐも、今の時期、田園地帯は肥料のにおいがきつくてやりきれず、一度はフィールド調査を断念してイシガケチョウ幼虫の第2観察地点:平荘町西山まで約1kmの登り坂道をサイクリング。そこでも幼虫ゼロという結果で、このまま帰ろうかどうしようかとためらってしまう。雨は降りやまないが、雨の日の生息調査は例がなく、それなりの意味があると言い聞かせ、ずぶ濡れのまま坂道を駆け下りてヒメヒカゲのフィールドへと向かう。
 小雨が降り続くフィールドでは、すぐにウラナミジャノメが出迎えてくれ、やはり来てよかったとその記録を撮る。雨露のつくケネザサがじゃまだが、雨中でも飛び遊んでいる証拠記録として確保。
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しばらく落ち着いてくれる様子に、撮影の角度をかえて全体像をしっかりと記録。翅はほとんど傷んでいないようだ。
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ルートセンサス調査のスタート地点で大きなウラギンスジヒョウモンが出迎えてくれ、
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接近しすぎて飛ばれてしまうが、遠くはない位置で開翅して見せてくれた前翅端の白紋からメス個体だとわかる。
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ヒメヒカゲも小雨程度では次々と姿を見せてくれる。
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さすがに新鮮度が低い。目の前で雨露を吸汁してくれないかと粘ってみても、午前の早い時間帯に堪能しているのかストローを伸ばす個体はいない。
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かなりくたびれたメス個体はヨロヨロとした飛翔で、時にはクモが仕掛けた糸にかかって宙づりになり、その様子を記録しようとする間に自力で脱出して撮影はできず。
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最後に見たメス個体は、比較的新鮮さを保っている。
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posted by クジャクチョウ at 15:43| Comment(0) | 日記

イシガケチョウは無惨

 雨が降り始めたなか、平荘町里地区で調査をしたイヌビワで確認できたのはただの1個体。先日の7個体中、6個体が天敵にやられてしまったようだ。
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ズームアップをすると、体に雨露がたまっているのがわかる。
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7個体を確認した時点で、幼虫すべてを連れ帰って飼育をしてからここに戻すことも考えたが、自然のままでの成り行きを見守った結果がこの通り。このあと確認した平荘町西山地区では生存幼虫がいなく、志方町山中地区への期待が残るとしても、イシガケチョウが加古川に定着するためにはまだまだ壁が厚いという印象。
posted by クジャクチョウ at 15:01| Comment(0) | 日記

2017年06月19日

ヒサマツミドリシジミに出会えた

 今年は、ヒサマツミドリシジミ Chrysozephyrus hisamatsusanus の発生が遅れているとの情報を耳にする一方で、週刊天気予報で全日晴れだという日に注目して、運転を頼む妻の都合がつく本日(June 19, 2017)、兵庫県北部への日帰り遠征を決断。結果オーライで14時過ぎから卍飛翔が観察でき、15時過ぎにようやくビデオカメラの望遠モードでキャッチできる位置に静止する個体を確認。デジタルズームではやはりフォーカスが甘く、
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かといって光学ズームではあまりに小さくしかとらえることができない。
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仕方なく、デジタルズーム撮影の中から
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何とか許せる記録を抽出してみたが、所詮、証拠記録の域を出ない。
posted by クジャクチョウ at 22:23| Comment(0) | 日記