2019年10月01日

シルビアシジミの訪花シーン

 秋晴の好天気にじっとしていられない。9月17日にシルビアシジミがヌスビトハギで吸蜜していたシーンをピンボケの映像でしか残せていなかったことが悔しくて、そのリベンジを目的としてサイクリング。
 野焼き後に緑が回復した土手の上に出ると、新鮮度は落ちているが複数のシルビアシジミが低い位置を飛び交っている。まずはミヤコグサに産卵して回るメスの動きについていくと、草陰となった部分ばかりを飛んで産卵するため、撮影記録がとりづらくフォーカスも甘くなってしまう。
191001産卵1023.bmp
花を探すような飛翔をみせるオスの飛翔についていくと、期待通りにヌスビトハギの花へと向かい、すぐに吸蜜し始める。
191001ヌスビトハギ00.bmp
後翅裏面の鱗粉が白く、もしかしたらヤマトシジミか、と不安がよぎるが、珍しく長い時間同じ花で蜜を吸い続けてくれるので、青空を背景とする映像もしっかりと記録する。
191001ヌスビトハギ1.bmp
撮影を終えて映像をチェックし、シルビアシジミに間違いないことがわかって、本日の目的が達成できたことにほっとする。「きべりはむし」には2度の投稿で10種の吸蜜植物を報告しているが、第3報としてイヌコモチナデシコ、ヌスビトハギ、ブタナの3種を追加し、合計で13種の吸蜜植物を報告したことになる。
 足元にいきなりきれいなツマグロヒョウモンのメスがやってくるが、すぐに草陰へと潜り込む。産卵なのかとよくみるとスミレはなく、休息目的のようだ。やがてきれいな翅表を見せながら滑空状態で土手下へと飛び去る。次いでほとんど同じところに新たなメスが現れ、この個体は草の隙間からなんとかきれいな姿を撮影記録できる。
191001ツマグロH1037.bmp
 再びシルビアシジミの動きを追うと、ミヤコグサで吸蜜中の個体がいて、その撮影記録をとり終えるとすぐに飛ぶ。
191001ミヤコグサ1044.bmp
その近くにヒナギキョウが一輪あって、嬉しいことにその花にもシルビアシジミが止まっている。これは撮影しなくてはとカメラを向けると他の個体がチョッカイを入れるが、幸い元の個体はそのまま吸蜜を続ける気配。撮影後によくみれば、花の裏側に止まって口吻を伸ばしていたことがわかる。
図7.bmp
 シルビアシジミ以外にモンシロチョウがヌスビトハギやミヤコグサで吸蜜する様子も観察したが撮影は間に合わず、モンキチョウの雌雄が絡み合う光景や、キアゲハが飛ぶのも目に入る。土手下に止めた自転車へともどる際、黄色が濃いキタキチョウがヌスビトハギの周りを飛ぶ。その飛翔をみやりながら帰路につく。
posted by クジャクチョウ at 17:49| Comment(0) | 日記

2019年09月23日

台風一過のフィールドでみるチョウなど

台風17号の影響でまだ風が強い昼下がり、ジャコウアゲハが生息するフィ−ルドまでサイクリング。土手斜面で卵と幼虫を調べる前に、ニラの花蜜を楽しんでいるベニシジミに翅表の黒化度が高い個体がいるので記録をとると、うまい具合に後翅の細毛が太陽光に輝く様子がとり込めている。
190923-ベニ1451.bmp
翅表を全開にして夢中で吸蜜中のヤマトシジミのオスもいるのでカメラを向けたとたんに飛ばれ、結局翅表の記録はとれず。
190923-ヤマト1453.bmp
土手斜面ではイチモンジセセリが強い風をやり過ごすように休んでいるところを記録し、
190923-イチセ1455.bmp
ウマノスズクサをみてまわると4日前にみた卵塊から孵化したと思える初令幼虫の群れが観察できる。
190923-larva1501.bmp
190923larvae.jpg
いくらか範囲を広げて調べても新たな幼虫が見られないため、平坦部へと降りるとニラの花にちょっと変わったカノコガがいる。
190923-キハダカノコガ1512.bmp
持ち合わせのビニール袋に採取して持ち帰ってWeb検索をすると、ベルギーのFB友がリストアップしているキハダカノコガ Amata germana nigricauda だと判明。黒化度が高くはないベニシジミの記録も撮ったあと、
190923-ベニ1513.bmp
公園内で強風をしのいで休んでいるジャコウアゲハを探すと、1オスだけがみつかる。
190923-Jako1524a.bmp
台風のせいなのかどうかわからないが、左前翅の先部分が折れ曲がっている。それでも撮影目的で近づきすぎるとフワリと飛んで新たに休む場所を探す、
190923-Jako1524.bmp
その飛翔の様子を見る限り、
190923-Jako1527.bmp
翅が折れていても普通に飛ぶことができていて安心する。公園内ではほかにアゲハとアオスジアゲハがもう台風は遠ざかったから、といわんばかりに元気な飛翔を見せており、ツマグロヒョウモンのオスもみかけた。
posted by クジャクチョウ at 17:02| Comment(0) | 日記

2019年09月19日

寝床を決めたチョウ、まだ日向ぼっこをするチョウ

 公園へと戻って、ジャコウアゲハが好んで寝床を確保するキンモクセイの木の周りを調べて歩くと、予想通りにオスが飛んでいて、目の前の木陰となっているがまだ陽ざしが届くキンモクセイの葉上にとまる。
190919-オス1700a.bmp190919-オス1700.bmp
まだ影となっていない部分へと移動すると、残る陽ざしで日光浴をしているオスもいる。
190919-オス1701.bmp
この公園では初めてみるルリシジミが寝床を探すような飛翔を見せているのでその動きにしばらく付き合ってみると、やがて好ましい場所が決まったのかキンモクセイの葉上に静止する。
190919-ルリ1703.bmp
先ほど日向ぼっこをしていたジャコウアゲハは少し位置をかえてまだ日光浴中で、
190919-オス1707.bmp
キンモクセイの葉上にとまっていたルリシジミは元の位置にいなく、周りを探すと場所を変えている。
190919-ルリ1709.bmp
日がよく当たるクスノキの枯れ枝部分に執着するような飛翔を続けるアゲハチョウがいて、ようやく落ち着いたところを撮影記録。
190919-アゲハ1711.bmp190919-アゲハ1712.bmp
翅を開閉する様子から、寝床とするのではなくしばし日光浴を楽しむような気配。いずれキンモクセイの茂みへと移って寝床にするに違いない。先ほどのルリシジミは数分後でも静止位置をかえた葉上に落ち着いており、ここで夜を過ごすことに決めたらしい。
190919-ルリ1717.bmp
数分たっても同じ位置にとどまるルリシジミは確かにここで夜を過ごすことに決めたらしい。ジャコウアゲハが最初に止まっていた部分は並び立つサンゴジュが豊かな実をつけていて逆光の木漏れ日に赤く照り映えている。
190919-サンゴジュ1.bmp
反対側へと回ってジャコウアゲハが日向ぼっこをしているすぐそばの葉上にイチモンジセセリが仲良くならんでとまる光景を記録していると、
190919-ツイン1720.bmp
上側の個体が急に飛び立ち、まわりをせわしなく飛んだあととまった葉上ですぐに開翅姿勢をとる。
190919-イチセ1722.bmp190919-イチセ1724.bmp
下側の個体はここでそのまま夜を過ごすように思えてズームアップ撮影を試みるとなんとチャバネセセリ。
190919-チャバネ1726.bmp
この場所に寝床を探すような飛翔で新たに現れたのはヤマトシジミで、やがて葉上におちつき、
190919-ヤマト1730.bmp190919-ヤマト1733a.bmp190919-ヤマト1733.bmp
数分経過しても動かないのでこのまま夜を過ごすものと思えた。
posted by クジャクチョウ at 23:30| Comment(0) | 日記