2018年06月25日

ヒメヒカゲの生息調査:番外編

加古川河川敷へベニシジミの黒化タイプを観察する目的でサイクリング。ところが30分走ってもヒメジョオンの花上にベニシジミの姿がなく、6月半ばにベニシジミの個体数が多かったウラギンスジヒョウモンが発生している休耕田まで行ってみる。そこでみたのは完璧に刈り込まれてしまったヒメジョオンとアカツメクサの花園のあと。しかたなくシロツメクサが咲くあぜ道にキマダラセセリがいるので撮影していると、ベニシジミも飛ぶ。
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ほぼ真っ黒の個体もいるので写真記録を残そうとしてもまったく開翅してくれず。それでもこの場所には完全黒化タイプが複数いることを確認できて、とりあえずは本日の目的を達成。あとは、今年はもう終了としたヒメヒカゲがどういう状況なのかを知りたくなって生息フィールドへと向かう。
 まずオオチャバネセセリが出迎えてくれ、
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相当にくたびれたヒメヒカゲも飛び出す。
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ルートセンサス調査15分の小道沿いでもまだ複数の個体が確認でき、あと数日は生き延びることと思われる。
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みえないところにたくさん産卵したであろうウラナミジャノメの♀も2個体を確認できる。
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ケネザサの茂る小道沿いで、本日は美麗ベニシジミが遊んでいた。
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雨降りのあと2日間の熱い日差しで水たまりが大幅に減っているが、継続的に水が染み出す湿地帯が3箇所あるなかで、複数株のミミカキグサがここ数年みたことがない湿地に急に自生していて驚かされる。
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毎年黄色い花と紫の花が咲くのはこの場所から200mほど離れており、どういう経緯でこの場所でも生えるようになったのか、植物の世界にも不思議がいっぱい。フィールドの出口ではヒメジャノメが飛び出し、
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帰路のノラニンジン花街道でツマグロヒョウモンとキタテハの美麗個体を観察して、
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南風を正面に受けながら河川敷を走りもどる。
posted by クジャクチョウ at 19:22| Comment(0) | 日記

2018年06月22日

ヒサマツミドリシジミの観察地へと遠征

ゼフィルスの観察地として大山遠征を考えていたが、天気とホテルの手配との整合がうまくいかず、通いなれたヒサマツミドリシジミに会える遠隔山岳部へと遠征。発生のピークを過ぎているのか、いつものテリ張りポイントにくる個体が少なく、かろうじて高い位置でV字開翅をする♂の姿を望遠モードで撮影記録でき、まずは遠隔地までやってきた甲斐があったと胸をなでおろす。
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ミヤマカラスアゲハとモンキアゲハが蝶道を形成して何度も現れ、クリの花に来るのはトラフシジミとテングチョウ。路面ではヒメアカタテハがきれいな翅表を見せてくれたりするがヒサマツミがテリ張りをしているのかどうか姿はみえない状況で、近くを飛ぶルリシジミにスクランブル飛翔をしかけるタイミングでどこかにとまっていたことがわかる、そんな時間ばかりが過ぎていく。大阪からお見えのカメラを持つご夫妻もたぶんヒサマツの撮影目的だろうが、別に撮影ポイントを知っているらしく近くには姿がみられない。16時まで粘っても撮影できるタイミングがないため、場所を移す。その途上、京都の友人とみえたOさんとすれ違う。彼とはこの地でなんと3年連続でお会いするという不思議なご縁だ。移動した場所は低い位置から全体的に日当たりがよく、16時半近い時間帯からすぐ目の前という低い位置で複数の♂個体が翅表をキラキラと輝かせながら飛び交い、少し待てばすぐに目の前のコナラの幹や枝葉にとまっての開翅オンパレード展開となる。
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ときには♂同志の絡み合い卍飛翔が路面に近い場所などで何度も繰り返される。大阪からのご夫妻がカメラを向ける個体に筆者もビデオカメラでズームインしていると、別の個体がすぐ近くで絶好の開翅姿勢をみせてくれるなどまことに贅沢な状況が続く。同じ葉上の同じ位置にとまる♂が同一個体かどうかはわからないが、とにかく撮影しまくるという感じだ。
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太陽光をまともに受ける態勢の個体は、美しい鱗粉色が白抜けしてしまう。
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Oさんたちもやってこられ、スマフォで撮影する者も含めて5人で贅沢三昧の時をすごす。
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筆者にとってはこんな間近での開翅シーンに出会えたことはなく、今までにみたことがない光景を存分に楽しめた。
posted by クジャクチョウ at 23:00| Comment(2) | 日記

ヒメヒカゲ調査の途上で出会った自然

ウラギンスジヒョウモンの交尾個体との出会いに期待して寄り道をした、ヒメジョオンとアカツメクサの花が咲く休耕田にウラギンスジヒョウモンの姿はなく、加古川自転車道路沿いのノラニンジンの花が咲き乱れる場所では、ベニシジミやキタテハが花蜜を楽しんでいる。キタテハは翅を全開にして夢中で蜜を吸う個体が多く、
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ベニシジミは黒化度が著しく増した個体など、変化が多くて楽しめる。
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この日もツマグロヒョウモンの美麗♀が飛び出してきてアカツメクサの花蜜を求めて次々と転飛していくのを追って、なんとか美しい色調を記録する。
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ヒメヒカゲの生息調査時にはある日突然という感じで草地に現れるネジバナがいろんな色形で目の保養となり、
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フィールドの出入り口ではヒカゲチョウとホタルガがほとんど同時に出迎えと見送り役を務めてくれる。
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自転車を踏み出そうとする段階での最後の見送りはモンキチョウだがヒメジョオンの蜜に夢中で当方には全く関心なし。
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帰路に再び立ち寄った休耕田では、黄色型の♀に求愛する2頭の♂が負けてはなるまいと競っている。
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ノラニンジンの花街道ではあいかわらずキタテハが吸蜜中で、
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加古川河川敷を走ればアレチハナガサの花蜜を楽しむアゲハチョウが目に入るので
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その撮影記録をとって本日の自然観察を終了。
posted by クジャクチョウ at 07:17| Comment(0) | 日記