2017年10月25日

シルビアシジミにも出会えた

 ウラギンスジヒョウモンのお母さんとの出会いができて、この運の良さを次のチョウにつなごうとの思いでシルビアシジミの生息地へと転戦。野焼きが実施されたあと、緑が復活してはいるがミヤコグサの数はきわめて少なく、強い風が吹きぬける土手斜面を飛ぶのはモンキチョウ。ブルーの薄いヤマトシジミのオス個体もみるが、肝心のシルビアシジミがいない。約100m弱の草地を往復しても出会えなく、少し離れた草地へと移動。あと10mも歩けばもはや生息地を離れてしまう、そんな瀬戸際でブルーが飛ぶ。見失わないようにそのランダム飛翔についていくと突然見えなくなる。路面に静止したのかとゆっくり近づいてよくよくみれば、ミヤコグサの花がポツンと咲いており、間違いなくシルビアシジミが花蜜を求めている。
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すぐに飛んで今度は路面で開翅してくれ、オス個体だとわかるがあまりいい絵にはならない。
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近づきすぎて再び飛ばれ、今度はなんとカタバミの黄色い花で蜜を吸い始める。近藤さんの「兵庫県の蝶」に吸蜜植物の記録としてカタバミの記載があって筆者も一度は記録を撮っているが、二度目のチャンスを逃したくはない。ゆっくり撮影アングルをねらって動いたその瞬間、影を落としてしまって飛ばれてしまう。無念残念、なんという失態。一面に咲くツリガネニンジンを撮影して気を紛らせるが、
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あきらめるわけにはいかず、再度シルビアシジミを探すと、先ほどの個体とは異なる新鮮個体が現れて、土手斜面から離れてカタバミの多い場所へと飛び移っていく。これは期待できるとついていくと、ずばりカタバミで吸蜜し始めてくれる。
171025-シルビア_カタバミ1323a.bmp171025-シルビア_カタバミ1323b.bmp171025-シルビア_カタバミ1323c.bmp
3枚目の記録ではっきりとストローを伸ばして蜜を吸っているのがわかる。
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飛び立った瞬間の記録も静止画像としてみたが、あまりきれいな画像ではない。ミヤコグサにはモンキチョウも産卵するが、この日はウラナミシジミの母チョウも産卵をしており、
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ツバメシジミの母チョウも産卵行動を見せたが、目の前で産卵をすることはなく、風に流された離れた葉上で休憩をしていた。
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この草地には、圧倒的に多いツリガネニンジンに混じって、秋を思わすリンドウと
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イヌセンブリがポツンと咲いており、
171025-イヌセンブリ.bmp171025イヌセンブリ.jpg
ここまでやってくる道中の平荘湖では、ナンキンハゼの紅葉と、
171025ナンキンハゼ.jpg
大きなアケビの実が観察できた。
171025アケビ2.jpg171025アケビ1.jpg



posted by クジャクチョウ at 19:11| Comment(0) | 日記

ウラギンスジヒョウモンのお母さんに出会えた

 加古川河川敷からサイクリングロードをさかのぼって、例年キタテハに確実に出会える場所で昼食タイム。今年もきれいな秋型がいることを確認しながら妻が準備してくれた昼食のパンをかじっていたら、ツマグロキチョウらしき小型のキチョウが遠回りでしか入り込めない畑地で飛ぶ。食事を中断して急ぎ走るその途上、いきなり大きなヒョウモンチョウが飛び出してくる。ずいぶん翅の傷んだウラギンスジヒョウモン(絶滅危惧U類)のお母さんだ。
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実は、このキタテハと出会えるポイントは、6月と10月にウラギンスジヒョウモンが飛ぶ地域でもあり、今回も密かに期待をしていたわけで、うれしい出会いとなる。それにしてもここまで翅が傷んだ個体を見たことはなく、あちこちとたくさん産卵をして次世代へとつないでくれたものと思いたい。ツマグロキチョウらしき個体はどこに行ったのかわからず、このあと、気がかりな次のチョウとの出会いを求めて平荘湖を経由して走る。
posted by クジャクチョウ at 18:26| Comment(0) | 日記

加古川河川敷で蝶タイム

 台風21号の豪雨による増水で加古川河川敷も5-60cmほど冠水した痕跡がひろがる遊歩道をサイクリング。遊歩道沿いの植物はすべて河口側に向けて水平に倒れ込んでおり、カタバミ、スイバ(ギシギシ)、ノラニンジンなどは完全に水没していたわけで、ヤマトシジミ、ベニシジミ、キアゲハなどの幼虫がいたとしたらとても生き永らえなかったと思われる。元気なのはセイタカアワダチソウで、黄色い花ばかりが目立つ。背の高いセンダングサも凛として立っていて、モンキチョウのメス個体が吸蜜にやってきている。
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河原に近い部分で黒い影がチラリと見えたのでブッシュへと立ち入って確認すると、セイタカアワダチソウの蜜を求めるムラサキシジミがいる。
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飛び立つ瞬間の翅表の感じからオス個体だと思えるが、確定できるだけの記録になっていない。北風が強いためチョウは少なく、カワヤナギの周辺にコムラサキの姿も見られない。カナムグラの群生地も冠水の影響で植生に元気がなく、唯一セイタカアワダチソウを訪れたヒメアカタテハをみつけてズームアップでなんとか撮影。
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さらに上流側へと進むと風当たりが少ないセイタカアワダチソウとセンダングサが多くある場所でツマグロヒョウモンのオスが飛んでいる。県道側から見下ろせばウラナミシジミの飛翔もみられ、ブッシュ奥の葉上で翅の開閉を繰り返すキタテハもみえるので、土手斜面の下へと降りて接近。センダングサはほとんどが花でまだ種が少ないのを確認してブッシュ内へと踏み込んでまずは秋型のきれいなキタテハから。
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ツマグロヒョウモンのきれいなメス個体もやってきており、急いで撮影記録をとる。
171025-ツマグロ♀1035.bmp
忙しく飛び回るウラナミシジミがやっと止まったところに接近するとメス個体だ。
171025-ウラナミ♀1041.bmp
オス個体は土手斜面を飛び回って止まろうとせず、その飛翔個体に斜面の地肌で日向ぼっこを楽しんでいたベニシジミが絡んだりする。
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このベニシジミは少し前にセンダングサで蜜を吸っていた個体だと思われる。
171025-ベニ1037.bmp
最初に目についたツマグロヒョウモンのオス個体はもっぱら土手のコンクリートブロック上でひなたぼっこをしていたが、ときどきセンダングサの花にもやってくる。
171025-ツマグロ♂1038.bmp
ブッシュ内に入り込めばチャバネセセリも多く、
171025-チャバネ1053.bmp
飛び続けていたキタキチョウがようやくセンダングサの花蜜を求めて静止したところをじっくりと記録。
171025-キタキ1057.bmp
観察できるチョウのすべてを撮影記録するつもりだが、モンシロチョウは河川敷から離れたサイクリング道路の途中でようやくまともな吸蜜シーンを記録できる。
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人家のそばを走ると、ヤマトシジミの低温期型メス個体が飛んでいるので立ち止まって撮影。
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イシガケチョウの幼虫がいた場所にはきれいなコクサギの花が咲いており、
171025コクサギ0.jpg171025コクサギ.jpg
路傍のセイタカアワダチソウに夏眠明けのテングチョウが多くみられる。
171025-テング1138.bmp171025-テング1138b.bmp
サイクリングロードから外れたコース奥に何かがいそうな予感がして入ってみると、テングチョウが飛び交う以外にウラギンシジミがいて、みごとなV字開翅姿勢をとってくれる。
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そして毎年夏型の時期と秋型の時期、ここに来れば必ずキタテハがみられる場所で、案の定セイタカアワダチソウで吸蜜中のキタテハをみやりながら昼食タイムとする。
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食事の途中で奥の畑地にツマグロキチョウらしき姿がみえるので、食事を中断して確認のために走ると、その途中でもしかしたら、と期待していた絶滅危惧U類の希少チョウが飛ぶ(項をあらためて記載)。次いで、ヤマトシジミのオスが開翅姿勢でモデルとなってくれる。
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なお、加古川河川敷に数か所あるマラソンコースの距離を示す頑丈な標識が河口側に向かう急流の勢いで倒れていて、冠水時の流れの勢いがいかに強力であったかを知らしめている。1枚目の記録は時刻表を調べて待っていたわけではなく、偶然鉄橋を智頭急行が渡ってきたもの。
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また、コムラサキの発生樹であるカワヤナギの大木がある周辺は、遊歩道に流れ込んだ汚泥が乾ききらずに残っており、同様の光景が複数個所残っている。
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河川敷を走り始めてすぐに目に飛び込んだのは、兵庫県による県道沿い1m幅の除草作業が始まっている状況で、
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帰路に確認した14時半現在、ジャコウアゲハの生息地まではまだ作業が届いていなかった。







posted by クジャクチョウ at 18:13| Comment(0) | 日記