2017年07月19日

採卵目的のオオムラサキ♀を求めて遠征

 今年もオオムラサキの飼育をしたくて、採卵目的のメス個体を求めて西播磨へと遠征。日中の気温が34度という灼熱のアスファルト道路から雑木林へと入ると、樹液にオス個体の姿を見るが、
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メスはやってきていない。場所をかえて昨年発見した樹液はどうかとみれば、高い位置で吸汁するメス個体が観察できる。
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長竿に赤ネットをつけて枝が入り組んだ狭い空間に気をつけながら慎重に近づけたのだが、あとすこしというところで気配を察知されて飛び逃げられてしまう。30分ほど時間を空けて再び樹液の出る樹へともどると、タイミングよく大きなメス個体が低空滑翔で現れ、好都合な高くはない位置に取りつく。
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果たして交尾済みなのかどうかが気になる新鮮度が高すぎるほどの美麗メスだが、まずはビデオ記録をとってから、今度は緑色ネットに変えてゆっくりと迫る。赤ネットに比べて気づかれにくいのか、そのままかぶせるようにネットを樹肌へと近づけると、驚いたチョウはネットの底部分へとストンと落ちる。かつて新鮮メス個体を連れ帰ったものの全く産卵してくれず、捕獲した元の場所まで戻しに行ったことがあり、もう少し飛び古したメス個体の方が望ましい。あらためて別の樹液を確認すると、うれしいことにメス個体が吸汁中。
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最初に採り損ねたのと似た枝が入り組んだ場所だが、緑ネットでの接近が功を奏してすんなりとネット内へと飛び落ちてくれる。このあと、新鮮メス個体が未交尾である場合を考えて、ハンドペアリング用のオス個体も捕獲して連れ帰る。
posted by クジャクチョウ at 20:20| Comment(0) | 日記

2017年07月17日

珍チョウが来訪

 高砂市松波町の自宅周りはどちらかといえば都市の一部で、自然豊かな野生的環境ではない。そのような自宅で水やりをしていた妻が「珍しいチョウがいる」と呼ぶので確認すると、なんと夏型のクロコノマチョウ。
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南側庭の植物影で休息していたところにいきなり水を浴びせられ驚いて飛び出し、北側の駐車場横へと移動したのだという。撮影のために近づきすぎて一度場所を変えるが、すぐそばに止まってくれる。
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その後、数分も経たないうちに飛び立って行方を見失ってしまったが、我が家へのクロコノマチョウの訪問は2009年11月に秋型が玄関のたたきに飛来休止して以来の珍事で、
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住宅街裏手に部分的にススキ原があるとはいえ、果たしてここで発生した個体なのかどうか、謎のまま。
posted by クジャクチョウ at 16:05| Comment(0) | 日記

クロシジミ(絶滅危惧TB類)の生息地へと転戦

 ウスイロヒョウモンモドキの観察会は、閉会タイミングより遅れて下山したため、せっかくお会いできた方たちとは挨拶ができないまま、クロシジミの観察地へと転戦。いぜん30度を超す炎天下、途中から1kmを徒歩で巡り、最後の山頂部でようやくクロシジミをみる。みごとなほどに翅表の薄紫色が感じられる新鮮メス個体で、
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次いで、新たなメス個体も姿を見せ、
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オオムラサキの登場でKさん親子が色めく傍らで、初めてクロシジミの交尾個体が観察できる。
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この山頂部に至るまでには、イチモンジチョウやめまぐるしく追飛翔を繰り返した後けろっとして休息するダイミョウセセリを観察し、
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クロシジミが現れる直前には、新鮮ピカピカのオオウラギンスジヒョウモンの♀個体も見ている。
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下山途上でもダイミョウセセリが多く見られ、
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ホソバセセリがウツボグサやアザミなどで吸蜜をするのをあちこちで観察。
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最後にはクロシジミに次いでキタキチョウの交尾個体が木陰で愛を育んでいた。
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posted by クジャクチョウ at 14:42| Comment(0) | 日記