2020年05月23日

ヒメヒカゲの生息調査 Ser.1

5月21日にカメラ撮影者からヒメヒカゲの発生を確認したとの情報があり、本日、第1回の生息調査に出かける。すでに姫路のM氏が調査を終えており、違う目での観察を意図して10時半からトランセクト調査。No.5-6地区で1♂を確認できたが、他はヒメウラナミジャノメと春型の美しいアサマイチモンジの飛翔を見ただけ。ヒメウラナミジャノメが止まったすぐそばに小さなカマキリが鎮座しているが、果たして襲うのかどうかまでを観察し続ける時間はとれない。
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 ヒメヒカゲ分布区分のNo.30であらためて撮影を目的として草原へと入り、♂3個体の記録を撮る。
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この草原では大きなモンシロチョウやモンキチョウ、アサマイチモンジの飛翔も見るが、M氏が記録もとっている♀には出会えないまま11時半に撤収。本種には、学術的にはまったく重要ではない裏面眼状紋に変化があって、裏展翅標本にして並べたがるマニアがいるが、そのような変化は写真撮影記録でいくらでも整理できる。絶滅危惧種とわかっている確信犯的採集者を許しはしない。
posted by クジャクチョウ at 14:40| Comment(0) | 日記

2020年05月22日

タニウツギが咲く渓谷へ

最近、この時期に黒系アゲハに会うために兵庫県山岳部のタニウツギが咲く渓谷へと遠征している。9時15分発、途中、道の駅に立ち寄ったりして11時10分に到着した現地にミツバウツギの白い花はなく、アオバセセリはいないしウスバシロチョウの姿もない。ミスジチョウらしき飛翔をみるがすぐに見失う。タニウツギだけが咲く林内へと歩を進めると、いきなり渓流の中央部を飛ぶ黄色味を帯びたオオミズアオが目に入る。こちらへ来てくれないかとその動きに期待したが、なぜか大きな岩の影で姿かたちが消え、それっきり見えなくなる。タニウツギにはクロアゲハの♂がやってきて楽し気に吸蜜し、
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ミヤマカラスアゲハは蝶道を形成してもっぱら渓流の上を飛んでいく。昼食を済ませ、対岸の湿地帯を舞うミヤマカラスアゲハに注意していると路面に降りて吸汁し始める。渓流を渡ることはできないため、すぐ妻に頼んで対岸へと車で迂回する。所要5分、まだいてくれるかなと渓流まで走りおりるとミヤマカラスアゲハの黒い影が見える。
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 次いでタニウツギがもっと多い渓谷へと転戦。そこでは大雨のせいか崩落した法面の修復工事のためにタニウツギの樹が半減しているが、クロアゲハ、オナガアゲハ、ミヤマカラスアゲハはいずれも♂が時間間隔をあけて訪花する。
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ミヤマカラスアゲハの♀がいれば捕獲して採卵目的で連れ帰るつもりでいたのだが、幸い翅がかなり傷んだ個体が吸蜜しにやってきたところをビデオ撮影してからネットイン。
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鉢植えのキハダに産卵してくれることを期待する。
posted by クジャクチョウ at 23:30| Comment(0) | 日記

2020年05月17日

ジャコウアゲハ幼虫を継続観察

生息地の土手斜面で幼虫を継続観察。ウマノスズクサの食痕を頼りに探索をすると、斜面全域にわたって偏りなく幼虫を観察できるが、やはり数は少ない。
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モンキチョウが飛来して逆光に透けるいい位置にとまってくれるので、せっかくのサービスを受け入れる。
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ヤマトシジミの♀が開翅状態で日向ぼっこをしているが、もはや低温期型ではないので申し訳ないが撮影意欲がわかない。公園内のハコネウツギにアゲハがやってきて休憩をし始めるが、OLYMPUS TG-6 のズームアップ能には限界がある。
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posted by クジャクチョウ at 18:09| Comment(0) | 日記

自然観察ノート